アドウェルズの超音波カットプロセスによって刃物に超音波を印加することで切断荷重を大幅に低減することができます。この特性により切断材料の変形を抑制することで切断品質を向上させる加工プロセスです。アドウェルズではこのプロセスの様々な応用提案を行っており、超音波応用技術をを製造工程に導入することで、お客様の製品価値を高めていきます。アドウェルズの超音波カッターは、プロセス条件のデジタル設定機能に加え、ヘッドの高度な加圧、位置制御機能を搭載することで、精密な加工が可能となります。また、プロセス中のモニタリング機能をによって、プロセス条件設定や製造工程の管理を適切に行うことができます。
Liイオンバッテリー(多層箔カット)
従来カットではバリや反りが発生しますが、超音波カットでは金属箔が変形することなく切断できます。
ダイセットレス金型で形状カット
カット治具のイニシャルコストを従来の1/10に削減することができます。
精密形状カット
刃物を超音波アシストすることにより、精密な形状のカットを実現することができます。
シリコーン薄切りカット
超音波アシストによるカット時の弾性材料の変形を抑制することで、従来困難だった0.2mm厚レベルの薄いスライスカットが可能です。
ウレタンシート(精密断面形状カット)
超音波アシストによって弾性変形を抑制することで、精密な断面形状カットを実現します。
樹脂フィルム(高精度ハーフカット)
通常の切断方法では切断時にフィルムが弾性変形し、精度の高いハーフカットは実現しません。超音波アシストを加えることで弾性変形を抑え、高精度ハーフカットを実現します。
グリーンシートカット
超音波アシストによってグリーンシートの切断面の変形を抑制します。微細な部品の切り出しと厚い部品の垂直カットを可能にします。
ゲートカット
超音波アシストによるゲートカットでは、加熱しないため高速で切断することが可能です。また、切断後の後加工も必要ないレベルの加工面を得ることができます。
COP部品(高品質カット)
超音波アシストによって、成形品に近い品質で切断されていることが確認できます。