このページでは、超音波接合を応用してフレキシブル基板を低抵抗で接続する技術を紹介します。
従来のACF工法と比較して70%電気抵抗が減少します。高速データ転送など電子機器の高性能化に貢献します。
・低抵抗接合:ACF比70%減
・短時間接合:1秒以下で接合
・常温接合 :基板の熱膨張による接合ずれなし
弊社TEG基板による比較では、超音波接合による接続抵抗は14mΩで、ACF接続52mΩと比べて、70%減の低抵抗接続を実現します。
また、超音波接合による接合時間は0.2~1sec程度で樹脂溶融・硬化が必要なACF接続に比べ、大幅に時間短縮が可能です。
さらに常温で接合できるため、材質ごとの線膨張係数の違いによるライン&スペースの誤差を考慮して基板製作を行う必要がありません。
超音波接合を行うには、フレキシブル基板にバンプを形成させるか、レジン抜き領域を形成させるか、どちらかの前加工が必要です。
詳細をご希望の方は、右上のお問合わせよりご連絡ください。